12話 ”IT’S SHOW TIME”
皆さん、こんにちはにっしー_です。
今回は「黙示録の四騎士」第12話 ”IT’S SHOW TIME” について感想・考察を書いていこうと思います。
今回は怒涛の展開でアツかったです。バトル回になると盛り上がらないわけがない。
さらに今回は巻頭カラー。パーシバルに目が行くと思いきや、タリスカーに目が行ってしまいましたw。前回、琥珀の騎士ということは分かっていましたが、甲冑にこの色?となってしまい、変わったキャラだなぁと思ったりw。あと、ナシエンスの目が黄色?っぽいけど、ここから親推測できるんかな。「七つの大罪」に出てきたキャラで目が黄色いキャラおったっけ?
ストーリーに入りましょう。
前回はパーシバル覚醒か?というところで終わっていました。
ペルガルド戦と同様にパーシバルに光が纏い、パーシバルの傷を完全修復しました。魔力を操作できるようになったら、さらに強くなるだろうな。
ここでドニーが「お前、前の時よか…魔力の量が増えてねぇ?」という発言。ドニーが発言していることから、結構魔力量上がったんかな?(極端に言ったら、試練を受けた後のキングみたいな感じ?)
タイトルにある"IT'S SHOW TIME"がタリスカーの口から放たれます。タリスカーが言うのか。考えてみれば、タリスカーしかいないか。
前回と同様に”雹爆撃”を浴びせます。が、パーシバルを纏う光がそれを受け止めました。受け止めたというよりは、食べたという風にしか見えませんがww。それを吐き出し、タリスカーにお返しします。
パーシバルがタリスカーに「お前に一撃を入れて全部話してもらったらーーーーー次はお前を倒してナシエンスのじいじを元にも出してもらうぞ!!」と言い放つ。カッケェ。惚れてしまうぜ。(そういえば、このパーシバルのポーズどっかで見たことあるなぁと思い、考えること数分。魔神王の魔力の正体を暴いたときのメリオダスということに気が付いた。(参照:第283話 ”生還への渇望”)以上余談でした。)
その後、タリスカーがパーシバルに一撃を放ちますが、纏っている光によって防がれてしまいます。これって、メリオダスやデリエリでいうところの闇を展開して、防御してるっていう感じ?(参照:第48話 ”めでたく全滅” 、第187話 ”滅びよ 邪悪な者共よ”)防御力は問題なさそうですね。
問題は攻撃。しかし、それも問題はなさそうです。全身に纏っていた光を右手に集め、巨大な光の手を形成しました。ドルイドの修練窟で、ギルサンダーが武器に纏っていた魔力を全身に覆ったパターンの逆バージョンという気がしました。(参照:第133話 ”焦りと不安”)そして、その手でタリスカーを思いっきり叩く。第2話 ”邂逅”で狼をワンパンで倒した平手打ちよりも相当強そうな気がします。
ようやく、タリスカーがオルドを化け物にした理由が明らかになります。それは人間以外の他種族を救ったことでした。え、そんなこと?オルドの罪について色々考えましたが、予想だにしないことでびっくりしました。タリスカーの主君であるアーサーが望むのは「脅威となる他種族の存在せぬ”人間のみ”が平穏に暮らせる世界」です。確かに、アーサー側からすればそうかもしれませんが、あまりにも酷すぎる。このことについては、後でまた考察します。
タリスカーはオルドに忠告を入れましたが、それを受け入れなかったため、オルドを化け物へと姿を変えたと言っています。そして、谷の動植物に異変があったのは、オルドの毒によるものということは分かっていましたが、その真目的は他種族を谷から追い出すことだったようです。なるほど。約1ヶ月半に及ぶ謎がやっと解けて、スッキリしました。オルドがまいた毒は強力な毒ではなかったことから、化け物になってもすこしは意識あったのかな。
タリスカーの”雹爆撃”がまた来るかと思いましたが、違いました。タリスカーの魔力は”雹爆撃”ではなかったようです。天候を自在に操りし魔力「天災(カラミティ)」。( ゚Д゚)ハァ?チートな魔力じゃね。パーシバルに比べたらそこまでかww。そして、タリスカーの新技”稲妻槍(ライオットピアサー)”がパーシバルに直撃。
が、パーシバルには効かず。タリスカーの攻撃魔力を自分の付呪に変換したのです。やっぱパーシバルの方がチートだな。このシーンの攻撃だけに注目したら、魔神王の「支配者」に並ぶチートさ。
そして、タリスカーはパーシバルの正体が<黙示録の四騎士>の一人であることに気が付き、パーシバルを始末しようとします。
ここでシンからアドバイス。パーシバルの魔力は自分のイメージに左右されるとのこと。確かに。ペルガルド戦の時もそんな感じがしたかも。
そんなやり取りの間にタリスカーの最大最強魔力”天災鳥(カラミティバード)”を放ちます。これはヤバそう。とか思っていたら、まさかのパーシバルの発言。「あ、ロック鳥 下処理開始!!!」と言い、じいじと一緒に過ごしていた時にロック鳥の下処理にいつも使っていたじいじの剣をイメージした武器を作り出します。そして、次の瞬間タリスカーの”天災鳥”を切り、タリスカーをぶっ飛ばしました。(加えて、谷の一部を破壊)ぶっ飛ばされてる時のタリスカーの顔がなぜかガランに似てる気がするが気のせいか? というか、またロック鳥(に似た鳥の魔力)が出てくるとは。1話,2話でロック鳥には楽しませてもらったのに、また出てくるなんて。さらに楽しめたじゃねぇか。
ここで本編が終わります。いやーバトル回で盛り上がり、ロック鳥で盛り上がり、最高の回でした。
以下から考察に移ります。今回は3つ考察していこうと思います。
まずは、アーサーの望む世界です。「七つの大罪」最終巻でアーサーは「誰も苦しまず 誰も悲しまない 誰もが如何なる脅威と厄災にも脅かされない安息の地を 永遠の王国を創る」と言っています。(参照:第343話 ”永遠の王国”)つまり、永遠の王国=「脅威となる他種族の存在せぬ"人間のみ"が平穏に暮らせる世界」ということでしょうか。確かに、アーサーは魔神族により、また聖戦によりキャメロット王国が滅び、人々も犠牲になったという悲しい出来事がありました。そんなアーサーにとって魔神族だけでなく、女神族や巨人族、妖精族がいつ脅威となり得るか分からないので、”人間のみ”が平穏に暮らせる世界を望むのは無理がないです。もしかしたら、聖戦が終わった時からそういう思想になっていたのかもしれませんね。となると気になるのはななし。ななしは女神族であることが分かっていますし、今現在キャメロットにいるのか?情報を整理すると、ななしはいない気もする。今後はななしにも注目していきたいところです。
続いて、タリスカーの魔力「天災」について。前回と今回を見る感じ、「変性型」の魔力かな。それにしても天候を自在に操るのはエグイな。今回新しく出た”稲妻槍”とか普通に強いやろうし。ギルサンダーの”雷帝の鉄槌”と比べたらどっちの方が強いんやろう。雹,稲妻と出てきたし、風系の技もありそうです。それこそハウザーの魔力「暴風」みたいな技。タリスカーの出番はしばらくなさそうですが、再登場すれば強くなっていそうな気がします。
ラストはやはりパーシバルの魔力。今回はメリオダスの闇を展開の光ver.みたいな感じでしたが、今後もそんな戦い方をするのかな。攻撃方法は光を纏ったり、魔力で作った人形などがありますし、多様性に富みそうですね。さらに、イメージで光の武器も作れるので他の武器も出てくるかもしれません。(個人的にはじいじが使っていた剣をイメージした武器、今回タリスカーを倒した武器で戦っていってほしいです。武器を使うなら。)
ちなみに今回の「答えてばっちょ!」のコーナーで気になった点が1つ。パーシバルの兜の重さがなんと7㎏。ヤバすぎ。以上です。
次回は、話の展開的にオルドが元に戻り、ドロレスも大丈夫だった。そして谷の話は終わりかな。でも、来週は休載のかもしれないと頭によぎりましたが、来週もあると嬉しい。
それでは、今回の「黙示録の四騎士」第12話 "IT'S SHOW TIME" の感想・考察はここで終わりたいと思います。さよなら。
第11話 ”パーシバルの怒り” の感想・考察はこちらから。
第11話 ”パーシバルの怒り”
第13話 ”さらなる決意” の感想・考察はこちらから。