17話 ”悪との対峙”
皆さん、こんにちはにっしー_です。
今回は「黙示録の四騎士」第17話 ”悪との対峙” の感想・考察を書いていこうと思います。
本編の前に言いたいことが2つ。
1つ目は第20話巻頭カラー,第22話センターカラーが決定。嬉しすぎる。これで巻頭カラーが計3回,センターカラーが計3回となっています。シンプルにすごいですよね。恐るべし鈴木央先生。
2つ目は第2巻のカバーが決定したことです。表表紙にはパーシバル,ドニー,ナシエンス、そして背表紙にシン。詳しくは以下の公式Twitterをチェックしてみてください。早く手に入れたいです。
(黙示録の四騎士【公式】さん (@4kishi_official) / Twitter )
本編に移りましょう。
前回はイロンシッドが最後の「常闇の棺」の欠片を手に入れたというところで終わっていました。
シンはイロンシッドがすぐに儀式を始めると考え、急いで儀式を止めに行くことになりました。
シンは儀式で起こり得る事態に備え、他4人は儀式を中断させることになりました。シンは一応パーシバルにイロンシッドと本気で戦うなと忠告。このパーシバルが可愛い。
ドニーとナシエンスは先ほど(アンを助けたこと)のことを心配していました。するとアンは「誰もあなたに助けを求めていない!!」と強い発言。しかし、その後「…でも…ありがと」と。これがギャップ萌えというやつですか。これはヒロイン枠が誰か分かんなくなってしまう。
アンはパーシバル達がイロンシッドとどういう関係かを尋ねると、パーシバルはじいじの仇だと返します。それを知ると、アンはそんな奴の息子はろくでなしに決まっていると発言。その息子は目の前にいるパーシバルなんだよ…。この時のパーシバルの表情が気になる。
場面は変わり、イロンシッドが儀式を始めています。「その楔たる抱擁とその鎖たる接吻よ 彼の者たちを再び 封印するために 棺に人の子らの血と魂を捧げん」と言います。(なんかイロンシッドがヘルブラムっぽいな) これって、魔神族を復活させるためにヘンドリクセンが言っていたセリフに似ていますよね。以下がそのセリフです。
「その楔たる抱擁とその楔たる接吻よ 彼の者たちを解放したまえ 彼の者たちの封印を解き放て 女神の力宿す光輝く雫よ 魔の者たちの呪縛を解き放て 永劫の狭間より 忘却の彼方より無限の眠りより 消えよ 無垢なる呪い」 (参照:「七つの大罪」第108話 ”優しい目覚め” ,第109話 ”激震”)
対比が描かれていますね。
イロンシッド:目的は封印, 捧げる物は人の子らの血と魂
ヘンドリクセン:目的は復活, 捧げる物は女神の使徒の血
話は戻り、イロンシッドがこう言います。「混沌の亡者たち この街の住民を生贄としその血を『常闇の棺』へとそそぐので……!!!」と。すると黒い何かが街全体に飛び、それが当たったものは化け物となりました。
は?は?は?どういうこと???? イロンシッド、お前混沌の一端を使えるの??こんな展開予想など誰ができたでしょうか。アーサーが混沌の一端を部下に与えたということ?(後の考察でまた話します)
イロンシッドは使い魔であるダラクに混沌の亡者の指揮を預けました。ダラクはマーリンのオルロンディ的な存在かな。
アンは街の被害を見て、助けに行こうと言いますが、パーシバルはシンが何とかしてくれるから早くイロンシッドを止めに行こうと言います。
アンは人がどのくらい嘘,隠し事を持っているかを見破れる魔力を持っています。アンはシンを見て、何か隠し事をしていると考えています。そんなシンを信じるかとパーシバルに聞くと、「信じる!!!!」と即答。パーシバルはシンを信じていますね。カッコいい。
パーシバル等はイロンシッドの元に辿り着くとアンの父親であるカルデン公が倒れていました。ナシエンス曰く気絶しているだけだと。
辿り着いたパーシバルに対して、イロンシッドは「本来なら今度こそ息の根を止めてやるところだが、今は忙しい」と。「今すぐ儀式を止めろ…!!!」というパーシバルの発言に対して、「なんだ…その言葉使いは?」とお怒り状態。
イロンシッドは彼らに対して背を向けている状態ですが、アン,ナシエンス,ドニーは恐怖で体が動かない状態。恐怖で体が動かないという描写が魔神ヘンドリクセン戦の時のギルサンダー等と似ていますね。(参照:「七つの大罪」第97話 ”エリザベス”)
しかし、パーシバルには全く関係なく、タリスカーに放った時と同じように手に魔力を付与し、大きな手にしてイロンシッドに攻撃します。(参照:「黙示録の四騎士」第12話 ”IT'S SHOW TIME!!”)がイロンシッドには全く効かず。
背中越しでも伝わるこの脅威,そしてこの強さ。
そして最後にこの発言 「まったく躾ができていない」と。もうこれはイロンシッドの口癖と言ってもいいのでは。第1話でもイロンシッドに攻撃しようとしたパーシバルに対して言い、前話である第16話でもイロンシッドに反抗したアンに対して言っていました。
ここで第17話が終わります。
以下から考察。
まず、イロンシッドがなぜ混沌の一端を使えるのか問題。最初に考えられるのがアーサー王に混沌の一端を与えられた。魔神王が魔界を統治するために戒禁を<十戒>に与えたように、アーサー王も脅威となる他種族の存在せぬ人間のみが平穏に暮らせる世界にするために一部の部下に混沌の一端を与えたとか。個人的にはそう考えます。
次話の展開予想。vs.イロンシッド は確実になりそう。今のままならイロンシッドは背をむけたままでも戦えそう。そして、タイムオーバーという展開。…にはならないよね。予想としては、ドニーの物を宙に浮かす魔力で「常闇の棺」を浮かし、欠片を一部ゲットという展開がありえそう。一方、シンは儀式で起こり得る事態に備えると言っていましたが、混沌の亡者に対してどうするのか。奴らに対抗できる術があるのか?非常に気になる。
今回の「黙示録の四騎士」第17話 "悪との対峙" の感想・考察はここまで。
コメントして頂けると嬉しいです。是非皆さんの感想・考察などあれば教えてください。
次週の「黙示録の四騎士」第18話 "戦いへの覚悟" の感想・考察でお会いしましょう。さよなら。
今週もシンから「パー公」が聞けて、嬉しい。
第16話 ”戦慄のシスタナ” の感想・考察はこちらから。
第18話 ”戦いへの覚悟” の感想・考察はこちらから。