8話 ”パーシバル 実験台(モルモット)になる”
皆さん、こんにちはにっしー_です。
今回は「黙示録の四騎士」第8話 "パーシバル 実験台(モルモット)になる" の感想・考察を書いていこうと思います。
扉絵は「七つの大罪」の扉絵でときどきあった構図に思われます。(参照:2巻13話,9巻63話)
第8話では、ストーリーは大きくは進みませんでしたが、考察ポイントは幾つかありました。
まずはストーリーをおさらいしながら感想を。
ドニーやドロレス等が木霊の谷に到着したところからストーリーが進みます。
バブとナブが「パーシバルはナシエンスの餌食になっているかもしれない。」のような発言をするとドロレスは悲しそうな顔します。
舞台は変わりパーシバルがカブトもマントもない状態で縄に縛られています。ちなみにこのシーンは「七つの大罪」第153話 ”戦慄の告白” でドレファス(フラウドリン)がデンゼルに捕まっていた時に見えますw。
前話でパーシバルはナシエンスによって眠らされていましたが、それはベラドンナという睡眠毒で眠らされていたようです。しかもベラドンナは10時間は目醒めないらしいですが、パーシバルすげー。と同時に思ったことがあります。ベラドンナってどこかで聞いた覚えがあります。そうです。これも「七つの大罪」で登場していました。第9話 ”触れてはいけない” でダナ先生がメリオダスに配合した薬を飲ませており、それにベラドンナが含まれていました。そう考えれば、メリオダスも凄かったんですね(当たり前ですがw)。
そして意外な新情報が明らかになりました。それはじいじの形見であるカブトとマントがナシエンス曰く、かなり強い魔力を秘めており、稀有な魔法具のようです。えぇ、あれって魔法具だったのか。魔法具と言えば、頭によぎるあの人物。マーリンです。じいじことバルギスは元々アーサーの部下だったので、マーリンとも面識があるのではないでしょうか。そこで魔法具を与えられたとか。可能性はあると思います。
ナシエンスは続いて新たな薬をパーシバルに打つと、パーシバルの髪が著しく成長しましたww。これに対して、ナシエンスは興味深そうに反応。まるでマーリンのようだ。
ナシエンスは興奮の度合いの応じて噛む力と出血量が変わるという謎の癖を持っていました。そして、直したほうが良いと姉さんからも言われていたようです。
一方その頃、ドニー等は敵意むき出しの動植物に襲われています。ドニーは「早くナシエンスを倒さないと」となりますが、ここでドロレスが「ナシエンスはそんな子じゃないの~~!!!誤解しないで~~~!!!」という発言。??? 一体どういう関係なのか。(このシーンが白夢の森でメリオダスと再会した時のディアンヌっぽいw)
またまたパーシバル視点へ。ナシエンスは何か果たさなければならな目的のために調合の実験をしているみたいです。パーシバルは自力で縄を解き、ナシエンスは戦闘態勢に入ります。2つの武器それぞれに”麻痺毒(ヒヨス)”と”睡眠毒(ベラドンナ)”を纏わせた?これがナシエンスの魔力なのでしょうか。ちなみにヒヨスもベラドンナと同様にメリオダスに飲ませた薬に配合されていました。他にミドリゲンセイとトリカブトがありました。
ナシエンスは調合薬の実験台を欲しています。死ぬ可能性があるその調合薬を飲み自分が死んでしまうと、薬を完成させることも谷を救うこともできないようです。パーシバルはそれを聞いた後、ナシエンスが他の人を実験台にさせないようにその薬を飲みます。と、ここで第8話が終わります。
今週はナシエンスについて色々分かりましたね。
以下から考察に移ります。
今回はナシエンスに焦点を当てた考察を3点。
まずはナシエンスとドロレスの関係性。素直に受け取るならば、姉弟でしょうか。巨人と人間,もしくは巨人と妖精の兄弟。後者と考えれば、キングとディアンヌの子供と考えるのが妥当かもしません。前回もドロレスはキングとディアンヌの子供と考えましたが、やっぱり巨人族の成長速度を考えると違うのかな。妖精族との間に生まれて成長速度が普通の巨人族と違うとなれば話は別ですが。ただ、個人的にナシエンスはキングとディアンヌの子供説は推したい。以下に話すナシエンスの魔力的にありえそう。もう一つ考えられるのは2人は姉弟のように育った?2人が再開すれば、関係性が明らかになるかもしれないですね。
続いて、ナシエンスの魔力。武器に"麻痺毒(ヒヨス)"と"睡眠毒(ベラドンナ)"を纏わせた?ような描写があります。状態異常を扱える魔力とか?もしくは毒を操る魔力?次週のタイトル ”調毒少年” から察するに後者?。敵にすると厄介で、仲間だと心強いキャラに感じます(ギーラ視点の王都戦でのキングっぽい)。魔力に関しては次週辺りに明らかになりそう。
最後は、ナシエンスの目的について。薬を完成させることや谷を救うことがその一部に感じますが、妖精にとってはナシエンスが谷をめちゃくちゃにしています。ナシエンスにとって谷を救うとは一体どういうことなのでしょうか。薬を完成させる⇒動植物に与える⇒動植物が狂暴化して、谷に誰も近づかない(動植物は妖精は巨人は襲わない)⇒結果、妖精と巨人だけの誰にも邪魔されない生活をすることができる。違うか。気になりますね。
今回の「黙示録の四騎士」第8話 "パーシバル 実験台(モルモット)になる" の感想・考察はここまで。公式曰く、次話は木々の様相が...。パーシバルが飲んだ薬によって何かあるかもしれませんね。もしかすると<黙示録の四騎士>の「”死”」に関係しているとか。
次週の「黙示録の四騎士」第9話 ”調毒少年” の感想・考察でお会いしましょう。さよなら。
第7話 ”木霊の谷の悪魔” の感想・考察はこちらから。
第9話 ”調毒少年” の感想・考察はこちらから。