9話 ”調毒少年”
皆さん、こんにちはにっしー_です。
今回は「黙示録の四騎士」第9話 ”調毒少年” について感想・考察を書いていこうと思います。
前回、パーシバルがナシエンスの作った毒を飲んだところで終わっていました。
まずはストーリーと絡めながら、感想を。
パーシバルが毒を飲んだことでもがいています。(そらそうだろねw)
が、3ページ目。期待を裏切らない男、さすがパーシバル。そしてこの展開にナシエンスも唖然。ん~「七つの大罪」と絡めるとすれば、魔神の血を飲んだジェリコがバイゼルに向かう際にうずうずしていた時の感じ?聖戦で「女神の息吹」を受けた聖騎士みたいな感じ?
そして放たれた言葉「おたんちーん!!!!!たんち~ん んち~ん ち~ん」。え、何その言葉?ググってみました。「おたんちん」≒「おたんこなす」らしいです。他の意味もあるみたいですが、今回はこの意味がいいのかな?
そういえば、なんでパーシバル毒効いてないんだ?って疑問になりましたが、「英雄型」の魔力だからという理由で個人的には落ち着いていますが、実際のところどうなんでしょうか? 後々分かることを期待します。
パーシバルの体は大丈夫でしたが(今のところ)、ナシエンスよなぜお前も毒を飲むんや。読者全員がこの反応をしたのではないでしょうかw。
そして回想シーンに入り、新キャラ「老薬師オルド」が登場します。彼は谷の動植物や鉱物は素材の宝庫だったらしく、谷に住んでいたそうです。ということはあの家はオルドの家だったのかもしれませんね。度々妖精の治療をしたりし、人柄もあり妖精に好かれていたそうです。そして、彼は群れからはぐれた巨人の少女を家族のように迎え入れたそうです。ん?この少女。「七つの大罪」に登場したドロレスじゃないか。(参照:16巻ディアンヌの外伝)前回、前々回と新キャラのドロレス?という議論に終止符が打たれました。大罪キャラであったことが嬉しくてたまらない。
本編に戻ります。オルドは人間の捨て子を拾ってきて、孫の様に育て、ナシエンスと名付けました。前回、ナシエンスとドロレス姉弟説と姉弟のように育った説の2パターンを考えましたが、後者が当たり考察をしている身からすると嬉しかったりします。そして、キングとディアンヌが結婚し、巨人と妖精が一緒に暮らす場所が増えたのではないかと以前考えましたが、そうではなくオルドによってそうなったみたいですね。
ナシエンスはオルドの影響を受けて自身も薬師になるべく勉強していました。が、オルドは突然谷から姿を消得た。その後、谷の動植物の元気がなくなり、凶暴になった。(後に考察したいと思います。)妖精たちはナシエンスが元凶なのではないかと考えているみたいです。
そして、木々は枯れ、動物たちは倒れていきます。ナシエンスは薬を使うと言いますが、毒は残っていません。が、ナシエンスから薬が生成されます。「自ら毒を摂取し体に覚えさせることで毒を自在に生成し合成することができる『調毒(ミクスベノム)』」これがナシエンスの魔力です。前回、毒を操る魔力ではないかと予想しましたが、50点くらいの考察でした。う~ん、自ら摂取するのは予想できない。ただ、面白い考えが浮かびました。それは煉獄の毒素を帯びた空気をナシエンスが吸うと戦いにおいてはほぼ敵なしになりそう。「黙示録の四騎士」でも煉獄描かれるのかな?
ここでナシエンスの技”霧状化(ミスティレイン)”が放たれます。薬を霧状態にすることで効率よく動植物に散布しています。ナシエンスのおかげで、動植物,谷が蘇りました。すげーとしか出てこない。
オルドのとある口癖「毒を知らずして命は救えぬ」。これを聞いてナシエンスは育ったので、『調毒』の魔力に目覚めたのかもしれませんね。
場面は変わり、第7話に登場した妖精が谷の風穴でこう言います。
「弟子の不始末は師である貴様がつけるぞね…… …いいなオルドよ」
え~~。あの妖精何かまだあるだろうなと思っていたけど、この展開は驚きました。何より驚いたのは、オルドが変わり果てた姿になっている。どういうこと???
ここで第9話は終わります。久々の新情報の量で頭がいっぱいです。
以下から考察に移ります。
今回考察したいのはオルドと最後に登場した妖精です。
まずはオルドから。純粋な疑問として、なぜオルドは消えてしまったのか。そして、オルドが消えたことでなぜ動植物は凶暴化してしまったのか。仮にオルドが動植物に我々でいう依存性のある”違法ドラッグ”のような薬を与えていたとすると、オルドがいなくなって薬を与えられないことによって、凶暴化したという説は考えられそうです。一見、善人と思えても本性はヤバいという展開はよくある話ですし。まぁ、あくまで仮説ですが。しかし、なぜ消えてしまったのか。意図して消えたとは個人的には考えづらいですが。次週明らかになるのかなぁ?
そして、オルドについて気になるのはやはり最後のシーン。ここからは妖精と絡めて考察していきます。妖精の「弟子の不始末は師である貴様がつけるぞね...... ...いいなオルドよ」のセリフから妖精がオルドの姿を変化させた?そもそもこいつ本当に妖精?パーシバルが妖精と言っているだけで、ナシエンスは妖精とは言っていなかった。正体が気になるところ...。オルドの姿が変化しているが、混沌が絡んでくるのか?イメージ的には第6話でキャメロット城の石像っぽい見た目をしているのかなと予想。
今回の「黙示録の四騎士」第9話 ”調毒少年” の感想・考察はここまで。
公式の情報によるとドニーにまずい状況とか何とか。オルドvs.ナシエンス&パーシバルがありえそう。
次週の「黙示録の四騎士」第10話 "心踏みにじりし者” の感想・考察でお会いしましょう。さよなら。
第8話 ”パーシバル 実験台(モルモット)になる” の感想・考察はこちらから。
第10話 ”心踏みにじりし者” の感想・考察はこちらから。